出産を終え、寝る間も惜しんで育児をしてきた双子ママ。
1ヶ月検診を無事に迎えると、次に気になるのは「お宮参り」ですね。
産まれたばかりの2人の赤ちゃんを連れてのお出かけは、持って行くものや事前準備など不安なことも多いはず。
そんな双子ママのために「お宮参り」について詳しく解説していきます。
お宮参りとは?
生後1ヶ月頃に神社でご祈祷をする行事です。
「無事に生まれて1ヶ月過ごしたこと」に感謝する気持ちと、「これからも健康に成長できますように」という願いをこめてお参りします。
自分の住んでいる地域の神社に参拝するのが一般的ですが、有名な神社や産まれる前に安産祈願をした神社を選ぶのも問題ありません。
お宮参りのための準備は?
まず、お宮参り当日の流れがこちら。
1.着替え
2.神社で参拝またはご祈祷
3.記念写真撮影
4.家族で食事会
産後1ヶ月のママや赤ちゃんにとっては、なかなかハードスケジュールですよね。
この流れをふまえて必要なものを準備していきましょう。
衣装
お宮参りの衣装は基本的にフォーマルな服装で参加します。
ジーンズやTシャツなどでの参加はNGです。
特別な1日になるので、衣装もしっかり揃えてのぞみましょう。
赤ちゃんの衣装
フォーマルな赤ちゃんの衣装ってどんなものがあるか悩んでしまいますよね。
和装であれば、白羽二重(しろはぶたえ)という着物の上に祝着(のしめ)をかけてあげるパターンが最も人気です。
ただ、白羽二重を用意したり着せたりするのが大変なので、代わりにロンパースにする家庭が増えています。
祝着は男の子と女の子とで種類が異なります。
男の子用は龍、鷹、寅、兜などの柄が入っていて、青や緑、紫などの寒色系の祝着。
女の子用は蝶、花、鈴、手鞠などの柄が入っていて、赤やピンクなどの暖色系の祝着が多いです。
最近は男女共に淡いパステルカラーの祝着を選ぶご家庭も増えています。
また、洋装ももちろんOKです。
我が家も、病院から退院する際に着せたベビードレスをお宮参りでも着用しました。
双子だと、2人分用意するには時間も手間もかかるので、はじめからお宮参りでも着れるものを考えて購入していました!
服装は季節によっても大きく変わるので、赤ちゃんが風邪をひかないように選んでくださいね。
大人の衣装
大人の服装は、赤ちゃんに合わせたフォーマルなものがよいでしょう。
赤ちゃんが和装であれば和装、洋装であれば洋装を選びましょう。
ただし、ママが着物を着ると動きにくさも出てきます。
パパはもちろん、おじいちゃんおばあちゃんにも手を借りましょう。
初穂料
神社でご祈祷を受ける場合には初穂料が必要になります。
初穂料とは、神社で受けるお祓いや祝詞に対するご祈祷料と考えてください。
当日焦ることのないように、のし袋と初穂料の事前準備を忘れずに行いましょう。
写真撮影
記念すべき初めての外出のお宮参り。
思い出に残る家族写真を残したいですよね。
ご祈祷のあとに写真スタジオに行って撮影してもらう場合や、出張撮影で神社までカメラマンに来てもらう場合があります。
七五三などの時期と重なるとなかなか予約が取れない時もあるので、早めに確認しておきましょう。
お宮参りにかかる費用は?
では、お宮参りにはどのくらいの費用がかかるでしょうか。
衣装代
赤ちゃんが和装である場合、祝着が必要になります。
祝着の相場は1万円~10万円となかなか手の出にくい値段です。
双子だから2人分と考えると…ぞっとしますね。
購入が難しい場合にはレンタルがおすすめです。
写真スタジオで予約すると、無料で貸し出しできる所もあります。
洋装のベビードレスであれば、1着2,000~5,000円で購入できます。
初穂料
初穂料の悩みは、双子だとどのように包んでいくのか?という所ですよね。
基本的には2人の子どもそれぞれの分を用意します。
1人分の初穂料の相場は5,000~10,000円といわれていますので、その2倍の金額の準備が必要です。
私も当時迷ってしまい、参拝予定の神社に直接電話をして確かめたところ、1人分が7,000円でした。
初穂料の金額も神社によって異なるようなので、場所が決まれば直接問い合わせるのが1番ですね!
写真代
写真スタジオによって金額やプランが様々ありますが、お宮参りのプランの平均は30,000円くらいです。
着物の貸し出しを無料で行っているところもありますので、そう考えるとお得です。
しかし、着物も2着必要になるため、事前に確かめておく必要があります。
最近はSNS上でも出張撮影してくれる個人のカメラマンが多数いるので、そのような方に頼むのもよいでしょう。
個人カメラマンだと、費用も安く抑えられるというメリットもあります。
お宮参りに行くときの荷物は?
初めての双子の赤ちゃん連れのお出かけで、実際に双子ママの私が持参していたものを紹介します。
・紙オムツ4~6枚
・オムツ用ごみ袋
・おしりふき
・オムツ替えシート
・授乳ケープ
・哺乳瓶2本
・粉ミルク
・お湯の入った水筒
・水の入った水筒
・手口ふき
・ガーゼハンカチ
・着替え4セット
・母子手帳、保険証
・抱っこ紐
かなりの大荷物ですね!
お出かけ中は何が起こるかわからないので、多めに用意するのがオススメです。
オムツも多めに持って行ってもうんちが漏れてしまって結局全て使い切ることもありました。
また、私は混合授乳だったので、授乳用グッズも母乳用とミルク用両方必要でした。
自分の授乳スタイルに合わせて考えてみてくださいね!
自宅から神社までかかる時間や移動手段によっても持ち物は変わってくるので、1日の流れのシュミレーションをしながら準備をすすめてみましょう。
まとめ
・お宮参りは初めての外出になる赤ちゃんが多いので、事前準備をしっかり行う
・衣装は購入の他にもレンタルできるところもある
・初穂料は1人分×2で準備し、金額は神社に問い合わせてみてもよい
・お出かけ用の荷物は当日のシュミレーションをしながら考えるとよい
子育ては初めてのことがたくさんです。
私もはじめは「双子を連れて外出なんて…」と思っていましたが、パパの協力やおじいちゃんおばあちゃんの助けを借りて、とてもいいお宮参りができました。
自分一人で抱え込まず、まわりと相談しながらお宮参りの準備を楽しんでくださいね。
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